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指先からの数滴の採血でできるアレルギー検査
「ドロップスクリーン」
ドロップスクリーンは、指先から採取したわずか0.1ml(約2〜3滴)の血液で、食物アレルギーや花粉症、ハウスダストなど41項目のアレルゲンを同時に調べられるアレルギー検査です。
ドロップスクリーン検査の5つのメリット
1. 痛みを最小限に抑えた指先採血
ドロップスクリーンは、専用の器具を使用し、わずか20μLという極少量の血液で検査が可能です。
これは従来の採血量の約1/100以下であり、針の太さも従来の注射針の約1/3程度で、刺入深度も浅いため、チクッとする程度で痛みはほとんど感じません。
採血時間も1分程度と短時間で終了し、採血後の止血も簡単です。
お子様の場合も、保護者の方に抱っこしてもらってリラックスした環境で検査できるため、医療機関への恐怖心を植え付けることもありません。
実際に検査を受けた保護者の方からは、「子どもが泣かずに検査を受けられて驚いた」といった声を多くいただいています。
2.最短30分で検査結果が判明する迅速性
検査結果が最短30分で判明することも、ドロップスクリーンの大きな特徴の一つです。
従来のアレルギー検査では、外部検査機関に血液を送る必要があり、結果が出るまでに1週間程度かかっていました。
しかし、ドロップスクリーンは院内で測定が完了するため、診察を受けたその日のうちに結果を知ることができます。
この迅速性により、アレルギー症状で苦しんでいる患者様に、即座に適切な治療を開始することが可能となりました。
特に、急性のアレルギー症状で受診された方や、旅行前・入学前など時間的制約がある方にとって、この即日結果は大きなメリットとなります。
3. 41項目の包括的なアレルゲン検査
一度の検査で41項目ものアレルゲンを同時に調べることもドロップスクリーンの大きな強みです。
従来の保険診療でのアレルギー検査では、一度に検査できる項目数に制限があり、医師が症状から推測して検査項目を選択する必要がありました。
しかし、アレルギーの原因は複数存在することも多く、予想外のアレルゲンが原因となっているケースも少なくありません。
ドロップスクリーンなら、思いがけないアレルゲンの発見も可能です。
例えば、「スギ花粉症だと思っていたらダニアレルギーも併発していた」といった発見により、より適切な治療計画を立てることができます。
4. 幅広い年齢層に対応可能
ドロップスクリーンは、注射が苦手な小さいお子さんから、血管が細いために従来の静脈採血が困難な高齢者の方まで、安全に検査を行うことができます。
特に小さいお子さんにおいては、通常の注射による採血では検査自体が困難なケースも多くありましたが、指先からの簡単な採血であれば、ご本人とご家族の精神的負担を大幅に軽減できます。
5. コスト面でのメリット
ドロップスクリーン検査は保険適用となっており、3割負担の方で約5,000円程度の自己負担で検査を受けることができます。
また、医療証をお持ちの高校生までの方は、検査費用の自己負担がありません。
早期にアレルギーの原因を特定し、適切な治療を開始することで、将来的な医療費の削減にもつながります。
よくあるご質問
検査前の食事制限はありますか?
食事制限は必要ありません。普段通りの生活をしていただいた状態で検査を受けることができます。抗アレルギー薬を服用中の方も、薬の影響を受けずに正確な検査結果が得られますので、服薬を中止する必要はありません。
何歳から検査できますか?
生後6ヶ月以降であれば検査可能です。特に、両親にアレルギー体質がある場合や、湿疹などの症状がある乳児は、早期の検査により適切な対策を立てることができます。
検査結果が陰性でも後からアレルギーになることはありますか?
アレルギー体質は年齢とともに変化することがあります。特に花粉症は、20〜30代で新たに発症することも珍しくありません。現時点で陰性でも、将来的にアレルギーを発症する可能性はあるため、症状が出た場合は再検査をおすすめします。
ドロップスクリーン検査をご希望の方は姫路市飾磨区のうおずみ耳鼻咽喉科までご相談ください。




